部位・ステージ別のがん治療にかかる費用はいくら?医療費の相場を分析
- 2017/6/4
- がん保険
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がんの治療は実際にはどれくらいの金額が必要になるのか?あまり想像がつかないですよね。がんの医療費はがんの種類や進行度(ステージ)や治療方法などで異なるのですが、大体の相場があります。この項目では、がんの部位別・ステージ別に治療費はどれくらいかかるものなのかを考えていきたいと思います。がん治療の相場を知ることで本当に必要な保険の保障内容が見えてくるはずなので参考にしてみてください。
がんの治療費
がんの種類は主に大腸がん、胃がん、乳がん、子宮頸がん、前立腺がんなどがあり、日本人にとってなりやすいガンのタイプになるのでこれらを元に紹介していきます。
大腸がん
大腸がんは大腸の粘膜にできたポリープ(良性の腫瘍)が、がんに変化する場合と粘膜かあら直接がんになる場合とがあり、初期の段階ではあまり自覚症状がなく傷みもありません。初期症状としては血便、お腹の張り、便が細くなるなどの症状があります。正気で発見できた場合には完治する可能性が高いので気になる症状があるのであれば、消化器科や胃腸科、肛門科などを受診しましょう。
大腸がんにかかった費用の相場としてステージ1:20万円程、ステージ2:20万~50万円程、ステージ3:50万~100万円程、ステージ4:100万~150万円程になります。
胃がん
胃がんは日本人がなりやすい病気で死亡率も高くなっています。粘膜の細胞が何らかの原因(ピロリ菌など)でがん細胞に変化してしまいます。胃がんの場合には初期症状があまりなく食欲不振、吐き気・嘔吐、貧血、黒色便、体重減少などが出た時にはすでにがんが進行している可能性もあります。リンパ節へ転移しやすいがんの種類になるので気になる症状が出た場合には胃腸科、消化器科などを受診しましょう。
胃がんにかかった費用の相場としてステージ1:20万円程、ステージ2:20万~50万円程、ステージ3:50万円程、ステージ4:100万~150万円程になります。
乳がん
乳がんは乳管から発生する乳管がんと小葉から発生する小葉がんなどがあり、早期発見が重要視されるがんの種類です。自己チェックでがんを見つけることが出来るので、乳房の変形や左右差がないか、しこりがないかひきつれがないか、えくぼのようなへこみがないか、ただれがないか、出血や異常な分泌物がないかなど目で見て手で触ってしこりがないかなど定期的に確認しておきましょう。乳がんが発生しやすいのは外側上部になるので特に入念にチェックしておきましょう。定期的に病院で健診を受けておくと安心です。
乳がんにかかった費用の相場としてステージ1:20万円~50万円程、ステージ2:50万円~100万円程、ステージ3:50万円~100万円程、ステージ4:20万円50万円程になります。
子宮頚がん
子宮頚がんは子宮内膜がんともいわれ子宮内で発生しやすい癌です。原因としてはヒトパピローマウイルス(HPV)や喫煙などと考えられています。年齢が若い人にもなりやすいがんの種類になるので最近では子宮がん検診の重要性が問われて定期的な受診(2年に一回など)が勧められています。
子宮頚がんにかかった費用の相場としてステージ1:20万円程、ステージ2:20万円~50万円程、ステージ3:20万円程、ステージ4:20万円程になります。
前立腺がん
前立腺がんは男性特有のがんで、加齢とホルモンの乱れが原因とされており50代を過ぎるとなりやすいがんの種類です。前立腺の外腺の腺上皮から発生する率が高く初期症状はあまりありません。前立腺が肥大して排尿障害が出てきてから気づくことが多いようです。最近ではPSAという血液検査を受けることが出来るので50歳を過ぎたあたりからは、定期健診を受けることで早期発見につながり治療が有効に行えるはずです。
前立腺がんにかかった費用の相場としてステージ1:20万円程、ステージ2:20万円~50万円程、ステージ3:20万円~0万円程、ステージ4:20万円程になります。
全体的なガンの医療費相場
がんの治療費は公的保険の範囲内であれば3割負担や高額療養費制度も利用できるので、ガンの初期段階であればあ20万円程、全体的に見ても保険の保障額は100万円程あれば十分なようです。意外と高額ではないと安心できる金額だとは思うのですが、がん保険の保障は入院、通院のなどでガンで働けなくなった場合の収入を補うためにも必要な保険なので、医療費以外の出費を考えながら保険の保障を選択しておきましょう。
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