がんになりたくない!国立がん研究センターが推奨するがん予防方法とは?

「がん」は誰でもなる可能性のある病気なのですが、同時に予防もできる病気なのです。高齢化にともない、がん患者の数は年々増加傾向にあり、今後の私たちが「がん」にならないために「がん予防」をしっかりとしていくことでガンになるリスクを減らすことができ、ガンによる死亡率を低下させることにつながるはずです。

そんな中で国立がん研究センターが研究を重ね科学的な根拠のもとに「がんのリスク要因」となるものがいくつかあるので、それをもとに、がんの予防方法を考えていきましょう。

がんになる原因は生活習慣の乱れ

がんになる原因の割合として考えられるのは、喫煙(30%)、食事(30%)、運動不足(5%)、飲酒(3%)という結果が出ています。上記を参考にすると約半数以上の原因は生活習慣の乱れが原因だと考えられ、これらが改善することが出来れば、がんになる可能性も半分以下になるといる結果が出てきます。では、これらが原因でどのような「がん」になるのか紹介していきます。

喫煙

口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、食道がん、胃がん、肺がん、膵臓がん、肝臓がん、腎臓がん、尿路がん、膀胱がん、子宮頸部がん、骨髄性白血病などになりやすく、喫煙は「がん」なる可能性としては最も高く予防もしやすい原因の一つなのですが、その依存性の高さから禁煙したくてもなかなかできないようで、がん死亡のうち男性の40%はタバコが原因だと考えられています。がんを予防するのであればまずは、タバコをやめることから始めるべきだと言えますね。

飲酒

口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、食道がん、肝臓がん、乳がんなどになりやすく、男性に比べると女性の方が飲酒によってがんになる確率が高まるようで、「乳がん」になる可能性が飲まない人に比べると1,8倍にも上がってしまうようです。まったくお酒を飲まない人に比べるとお酒を良く飲む人は上記のようながんになりやすいので気をつけておきましょう。

運動不足

食道(腺がん)、結腸がん、直腸がん、乳がん(閉経後)、子宮体部がん、腎臓がん、大腸がんなどになりやすく運動不足による肥満が原因だと考えられます。BMIが30以上の人は肥満とされがんになるリスクが高まります、適度な運動をすることで、上記のようながんになる可能性が低下するので心がけましょう。逆にダイエットのしすぎでBMIが21未満の痩せすぎの状態になっても免疫力が低下してがんになるリスクは高まってしまうので注意が必要です。

食事

大腸がん、胃がん、前立腺がん、乳がんなどになりやすく食事によって私たちの生命活動は保たれているのですが、肉は大腸がんの原因になりやすく、肉食の多いアメリカ、ヨーロッパなどの国では、大腸がん罹患率が高い傾向にあるようです。乳製品は男性では前立腺がんに女性では乳がんになりやすい原因として考えられています。塩分の多い食事も胃がんの原因と考えられており、日本食は栄養バランスが整った食事として人気なのですが塩分が多い点がデメリットとして上げられ塩分の過剰摂取はがんになるリスクが高まります。

がん予防に効果的な生活習慣

がんを予防するためには飲酒・喫煙をしないことで、がんになる確率を大幅に下げることが可能なのは、上記を見てもらうとわかると思います。また、肥満にならないためにも適度な運動はがん予防には最適で、運動することで、腸の動きが活発になり、便秘などの解消につながるので免疫力がアップし、がんになるリスクを下げることができます。

食べ物で予防する

食べながらがんを予防できる食事としてビタミン類の多い、緑黄色野菜はがん予防にいいとされています。特に、にんにくやしょうがといった香味野菜、食物繊維が豊富なセロリ、キャベツも予防効果が高く、カロテンの多いにんじんやビタミンCが豊富なブロッコリーも予防効果が期待できます。

ヨーグルトもがん予防には効果的で乳酸菌などの善玉菌が含まれ、腸内環境を整え免疫も上がります、乳製品は先ほどがんになりやすいとお伝えしましたが、過剰に摂取しなければ問題はなさそうです。

食事によって私たちの体の健康が保たれていると言っても過言ではないので、毎日の食べ物・飲み物に気をつけておくだけでも10年・30年先の健康をサポートしてくれるはずです。今の内からできる「がん」にならないための予防を心がけましょう。

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