がん検診の上手な受け方! 検診の費用と最新がん検査の可能性

「がん」はいつなるのか予測が出来ない病気なので、気がついた時にはすでに遅かったなんて事も良く聞いてしまいます。がん治療で最も重要視されているのが、どれだけ早くに治療を開始するのかで、それと同時に、いかに早期発見するのかにかかっています。

早期に発見することが出来れば、治療期間も短く完治する確率も高くなるのですが、がんの初期状態の時には、自覚症状がないことも多く、自分で判断することが難しくなっています。そういった点から、がんを早期に発見するのであれば定期的な健診を受ける必要があります。

がんの検診方法はX線、CT、MRIなどの画像健診や内視鏡健診の細胞検査などの病理検査があります。それぞれ特徴と検査できる部位が異なるので紹介していきます。

がん検診を受けるタイミングと費用

厚生労働省ではがんになるリスクが高まる40歳から年に1度の検診が推奨されており、大腸がん・乳がん・子宮がんなどなる可能性が高いがんについては、検査無料クーポンが利用でき、がんの早期発見をサポートしています。体調が悪くなってからではなく、定期的な健診を心がけておくことで早期発見につながり、がんの進行を抑えることにつながります。

がんの種類 検査項目 対象 受信の目安
胃がん 問診、X線検査 40歳以上の男女 年1回
肺がん 問診、X線検査、喀痰細胞診 40歳以上の男女 年1回
大腸がん 問診、便潜血検査 40歳以上の男女 年1回
乳がん 問診、視診、触診、X線検査(マンモグラフィ) 40歳以上の女性 2年に1回
子宮がん 問診、視診、細胞診、内診 20歳以上の女性 2年に1回

 

がん検査の種類とかかる費用

がんの検診は市区町村などで実地されている場合が多く、無料の検診と有料の検診とがあります。有料の場合にも500円~2500程度で受けることができるので、あまり負担はかかりません。検査項目としては、胃がん、
肺がん、大腸がん、乳がん、子宮がんなどが実地されているようです。

では、市区町村の検査以外の検査費用はどれくらいかかるのか紹介していきます。

内視鏡

胃・十二指腸ファイバースコピー(食道・胃・十二指腸内視鏡検査):胃がんの検査などに有効、費用は組織を取らない場合には1万8000円程、組織を取る場合には3万円程
大腸ファイバースコピー(大腸内視鏡検査):大腸がん(結腸がん、直腸がん)検査などに有効、費用は組織を取らない場合には1万5000円~3万円程、組織を取る場合には3万~6万円程
直腸ファイバースコピー(直腸内視鏡検査):直腸がんの検査などに有効、費用は組織を取らない場合には1万円程、組織を取る場合には2万5000円程
気管支ファイバースコピー(気管支内視鏡検査):肺がんの検査などに有効、費用は組織を取らない場合には3万円程、組織を取る場合には4万5000円程

エコー

超音波検査(エコー):各種がんの検査に有効、費用は3500円~5000円程

X線

上部消化管X線造影(胃透視):胃がんの検査に有効、費用は1万3000円程

下部消化管X線造影(注腸):大腸がん(結腸がん、直腸がん)の検査に有効、費用は2万5000円程

内視鏡的逆行性胆管・膵管造影法(ERCP):肝臓がんの検査に有効、費用は2万2000円程

腹部血管造影(アンギオ):肝臓がんの検査に有効、費用は1万5000円程

断層造影

コンピューター断層撮影(CT):各種がんの検査に有効、費用は 造影剤の使用なしの場合には1万2000円~2万円、造影剤の使用ありの場合には2万7000円~3万円程

磁気共鳴コンピューター断層撮影(MRI):各種がんの検査に有効、費用は 造影剤の使用なしの場合には1万5000円~2万円、造影剤の使用ありの場合には2万5000円~3万円程

ポジトロン断層撮影(PET):各種がんの検査に有効、費用は8万円程

 

定期健診などでは公的保険が適用されない検査が多く自己負担になってしまい費用としては高額なのですが、断層造影のポジトロン断層撮影(PET)検査では全身のがん検査ができ、精度としても高いので不安がある場合にはやるだけの価値はありそうです。

最新がん検査の可能性

がん検査は定期的に人間ドックなどの検査を受ける必要があり公的保険が適用されない点から考えると費用としてはやはり高く感じてしまいます。また、病院に行くまでの手間と検査にかかる時間を考えた時にも、なかなか検査に行くことをためらってしまいそうですよね。

しかし、がんの検査を受けないとがんを見つけることができず手遅れになってしまいます。そういった点から最近のがん検査は変わろうとしており、自宅で簡単に検査ができるようになってきています。線虫検査という検査方法で、自宅で尿を採取して検査機関に送るだけで「がん」があるのかどうかを判断できるようになっています。

検査キッドも発売されており、価格としては1万2000円程で4回検査することが可能になっており、一回の検査費用としては3000円程なので手ごろな価格だといえます。がんの進行は3ヶ月で変化すると言われており、3ヶ月に一度自宅で検査をすることで、もしもがんが見つかったとしても初期の段階でガンを早期発見することができるのでがん治療を有効に進めることができます。

まだ、実験段階ではあるのですが検査の精度も高いようで全身のがん検査に有効なようです。体のどの部位ににがんがあるのかまでは分からないようなので、まずは、がんがあるかどうかを確認してがんだった時にはPET検診などでどの部位にがんがあるのかをみつけると、余計な費用がかからなにので合理的だといえますね。

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