がんになりやすい人の特長。「がん家系」「若い人はがんの進行が速い」って本当?

がんに関することでよく耳にすることがあります。それは、若い人はがんの進行が速く小児がんや若い人の死亡率が高いという事とがん家系により遺伝子的にがんになる確率が高くなるのかと言うことです。

これらは、本当にそうだといえるのでしょうか?がんになりやすい人の特長を考えていきましょう。

がんになる可能性が高い人とは

部位別にがんになる可能性がある人の特長を紹介していきます。

乳がん

初経年齢が早い人
閉経年齢が遅い人
妊娠・出産経験がない人
初産年齢がおそい人(高齢出産)
授乳歴がない人
経口避妊薬(ピル)を服用している人
高身長の人
乳製品の過剰摂取
女性で飲酒習慣のある人
乳がんの家族歴がある人(母親または子)

肺がん

喫煙習慣のある人
家族やまわりの人が喫煙する人(授動喫煙)

食道がん

喫煙習慣のある人
飲酒習慣のある人
肥満の人
熱い飲み物・食べ物をとる習慣のある人

胃がん

ヘリコバクター・ピロリに感染している人
塩分の多い食事をとっている人
喫煙習慣のある人

大腸がん

親や兄弟(姉妹)に大腸がんの人がいる人
肥満・高身長の人
飲酒習慣のある人
加工肉(ベーコン、ハム、ソーセージ)や赤身の肉をよく食べる人

肝臓がん

肝炎ウイルスに感染している人
喫煙習慣のある人
飲酒習慣のある人
肥満体型の人
脂肪肝の人
女性で肥満体型の人
胆石のある人(胆のうがん)
潰瘍性大腸炎、クローン病の人
原発性硬化性胆管炎の人
膵胆管合流異常(すいたんかんごうりゅういじょう)の人

膵臓がん

親や兄弟(姉妹)に膵臓がんの人がいる人
糖尿病の人
膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)や膵のうほうのある人
慢性膵炎の人
肥満体型の人
喫煙習慣のある人
大量飲酒の習慣のある人

子宮頸(けい)がん

ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染がある人
多産の人
HPV以外の性行為感染症に感染している人
子宮体がん
閉経年齢が遅い人
出産歴がない人
肥満の人
卵巣がん
家族に卵巣がんの人がいる人

前立腺がん

家族に前立腺がんの人がいる人

男性で乳製品の過剰摂取

などががんになる原因として考えられます。

家族・親戚にがんの人がいるとがんになりやすいのか?

上記を見てもらうとがんの種類によっては遺伝子的にがんになりやすい家系というのは存在するようです。家族にがんの人がいるとがんになる可能性はあるとは言えるのですが、確率的には5%程度なので、必ずなるという訳ではなさそうです。

がんになる原因としてはそれ以外の生活習慣に関わる、タバコやアルコール、食事の方がリスクは高く、がん家系の人はがんになった家族と同じ生活スタイルを送っていると、やはり「がん」になる確率は高くなるようです。

そういった点から考えると「がん」になった家族・親戚とは違う生活習慣を身につけることでがん予防につながりそうですね。

若い人はがんの進行が速いのか?

ニュースなどの影響か若い人が「がん」になると進行が速く死亡率が高いのではないかと思う人もいるかもしれませんが、本当はそんなことはなく、年齢によってがんの進行速度は変わることはないようです。

がんは種類によってがんの進行速度は変わるようで若い人の場合には進行の早い「低分化腺がん」といわれるがんになる確率が高いようなのでこのような、説が広まったようです。

がんは細胞の病気なので、若い人の方が細胞が活発に働いて進行が速いように思ってしまうかもしれませんが、基本的にはがんの進行速度は同じで、がんの種類によって進行速度が変わるということを覚えておきましょう。

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