進行速度の早いがんの種類はあるのか?ステージ別の治療方法
- 2017/6/16
- がん保険
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がんは種類によって進行速度が変わってきます。がんにはステージといわれる進行度がⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳと4つに分けられておりステージⅣが最もがんが進行している状態になっています。ステージの判断はがんの大きさ、広がり、リンパ節に移転しているのかどうか、他の臓器への移転が確認できるかなどです。では具体的にどのような状態なのかを解説していきます。
目次
ステージ別のがん症状
ステージ0
がん細胞が上皮にある状態、皮膚の表面や臓器の表面でとどまっておりリンパ節に移転していないため、手術による治療が選択されやすいです。ステージ0などの早い段階であれば手術できれいに病巣を取り除くことができます。
ステージⅠ(Ⅰ期)
がん細胞の広がりがあり大きくなっている状態、で筋肉層でとどまっておりリンパ節までは移転していないため、こちらも手術による治療が選択されやすいです。ステージⅠなどの早い段階であれば手術できれいに病巣を取り除くことができます。
ステージⅡ(Ⅱ期)
がん細胞が広がり筋肉層まで浸潤してリンパ節に少し移転している状態の場合には外科手術によって病巣を取り除くのですが、病巣が深くまで広がっている可能性もあるので手術後に放射線療法や化学療法などを追加する可能性もあります。
ステージⅢ(Ⅲ期)
がん細胞が筋肉の層を超えリンパ節に移転している状態の場合には、様々な治療法が試されるのですが、病巣が深くまで広がっている場合には手術で切除できない可能性もあるので、事前に化学療法などで腫瘍を縮小させてから、手術を行なうこともあるようです。
ステージⅣ(Ⅳ期)
がん細胞の広がりが大きく血管を浸潤して周りの臓器にまで移転している状態の場合には、治療が最も困難で手術による切除ではがん細胞を取りきることが難しくなっています。そのためステージⅣではほとんど手術は行われず、化学療法(抗がん剤治療)や穏和ケアを中心に治療が行われます。
進行速度の速いがんの種類
よく「若い人が癌になると進行が早い」というのを聞きますが、実際にはそんなことはなく癌の進行速度は年齢に関係なくほぼ変わりはありません。しかし、若い人がなりやすいがんというのがあります。それは女性では「子宮頸癌」発症のピークは、20代~30代と言われており自覚症状がほとんどないので発見が遅れやすいがんの種類です。それと、男女ともに発症リスクのある癌が「スキルス性胃癌」です。30代になると発症しやすくなっており、胃潰瘍などになったことのある人は発症リスクが高まるようです。
これらは、癌の進行速度が速く若い時になりやすいため、若い人が癌になると進行が早いといわれている理由になっています。20代のうちから癌検診を定期的に受けておくと早期発見につながり、治療を有効に進めることが出来るので、安心です。
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