共済は保険よりもコスパが高い? 共済の医療保障を徹底比較
- 2017/6/23
- 医療保険
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保険よりも手ごろな掛け金で保障が受けられる共済はコストパフォーマンスも高い商品です。そんな中でも人気のある都(道・府・県)民共済、全労済、コープ(CO・OP)共済の3団体にしぼって比較・解説していきたいと思います。
コストパフォーマンスに優れた共済の特徴
都(道・府・県)民共済
都(道・府・県)民共済は全国生協連と呼ばれています。厚生労働省の認可を受け、生命共済と火災共済を取り扱っており全国の都道府県で加入できます。各都道府県によって保障内容は異なるのでお住まいの地域の保障内容を確認しておきましょう。
代表的な共済は「都民共済・生命共済」入院保障2型を選択した場合
月額掛金は2,000円で保障期間は18歳~64歳まで保障してもらえます。
入院日額は18~60歳で1万円で60~65歳は7,500円(事故1~184日)(病気1~124日)となっています。さらに事故による通院保障も付いており日額1,500円付いています。14日以上から適用され90日間保障されます。
また交通事故による死亡・重度障害になった場合にも18~60歳は10万円で60~65歳は5万円支払われるようです。
共済の定める支払対象手術を受けた場合にも保障され18~60歳は2.5万円・5万円・10万円で60~65歳は1万円・2万円・4万円となっています。手術内容によって受け取れる金額は異なります。
先進医療も特約ではないので保障金額は少なくなりますが18~60歳は1~150万円で60~65歳は1~75万円となっています。
全労済
全労済の正式名称は「全国労働者共済生活協同組合連合会」。厚生労働省の認可を受けて生命共済、医療共済、年金、火災、交通災害、慶弔、マイカーなどの豊富な共済事業を行っています。
代表的な共済は「こくみん共済」の医療安心タイプを選択した場合には
月額掛金は2,300円で保障期間は0歳~59歳まで保障してもらえます。
入院日額は7,000円で(事故1~180日)となっています。さらに事故による通院保障も付いており日額2,000円付いています。14日以上から適用され90日間保障されます。
また交通事故による死亡・重度障害になった場合にも50万円支払われるようです。
共済の定める支払対象手術を受けた場合にも保障され一律6万円となっています。
先進医療も特約ではないのですが保障金額は最高600万円保障されています。
コープ(CO・OP)共済
コープ共済は生活共同組合(生協連)。厚生労働省の認可を受けて生命共済、医療共済、火災共済などを取りあつかっており全国の生協で加入手続きができます。
代表的な共済は「たすけあい」の医療V2,000円コースを選択した場合には
月額掛金は2,000円で保障期間は0歳~64歳まで保障してもらえます。
入院日額は5,000円で(事故1~184日)となっています。さらに事故による通院保障も付いており日額1,500円付いています。14日以上から適用され90日間保障されます。
また交通事故による死亡・重度障害になった場合には10万円+100万円、病気による死亡・重度障害の場合には10万円となっています。
共済の定める支払対象手術を受けた場合にも保障され2・4・8万円となっています。手術内容によって受け取れる金額は異なります。
先進医療は保障対象外なのですが他の共済にはない長期入院保障と事故後遺症障害と住宅災害も保障されています。
ベストな共済はどこ?
それぞれ共済は特徴が異なりますが共通して言えるのがとにかく月額の掛金が安いということです。どこの共済を選んだとしてもコストパフォーマンスは高く保障は手厚い印象があります。
民間の保険会社に比べると少し物足りない部分もありますが、公的医療保険に入っていることを考えると合理的な保障内容だといえます。
そんな共済の中でどれを選択するのがベストなのか?医療保障だけをみると「入院」「手術」「通院」に特化した都民共済(全国生協連)がベストだといえそうです。ただし他のリスクを考えた時にはその他二つの方が優れている部分もあるので、どこを重要視するのかを考えながら共済を選択してみて下さい。
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