
医療保険に加入しようとしても希望する保険に入れない可能性もあります。それは過去の病気や持病がある場合には健康告知をする必要がありそれによって保険に加入できるのかを審査されてしまうからです。
過去の病気や持病によって審査基準は異なるのでここでは保険に加入できるかどうかのポイントを病気別に紹介していきます。
目次
病気や持病ある人が保険に加入できるかの判断基準と告知義務
病気や持病、過去の病気の内容によって保険に加入できるか変わってきます。保険に加入する際には必ず告知をする義務があり、告知を偽ったり告知しなかった場合には、保険告知義務違反にあたり、保険に加入で来ていたとしても保障が受けられない可能性もあるので正直に告知しておきましょう。
高血圧
高血圧で加療中の人が、保険に加入する場合に告知をする必要があり以下のような項目があります。
病院名
いつから治療を開始したのか
治療を開始した理由
服薬中の薬剤名
定期健康診断の結果
最近の血圧値とその測定日
などがあります。
保険に加入できるのかの判断ポイントとして
今後も治療を継続して、血圧値をコントロールしていることがポイントになり各保険会社で審査基準は異なりますが保険に加入できる可能性もあります。
糖尿病
糖尿病で加療中の人が、保険に加入する場合に告知をする必要があり以下のような項目があります。
病院名
いつ診断され、いつから治療を開始したのか
糖尿病手帳に記載されている数値データーが問題ないか
定期健康診断の結果で合併症がないことの証明
服薬中の薬剤名
HbA1c値
保険に加入できるのかの判断ポイントとして
食事療法や服薬で血糖値がコントロールされていることがポイントになり各保険会社で審査基準は異なりますが保険に加入できる可能性もあります。
うつ病などの精神疾患
うつ病などの精神疾患の人が、保険に加入する場合に告知をする必要があり以下のような項目があります。
病院名
入院歴があるかどうか
仕事をしているのか
服薬中の薬剤名
保険に加入できるのかの判断ポイントとして
入院歴がなく、現在継続して仕事ができているのかがポイントになり各保険会社で審査基準は異なりますが保険に加入できる可能性もあります。
過去にがんを患ったことがある人
過去にがんになったことのなる人が、保険に加入する場合に告知をする必要があり以下のような項目があります。
病院名
いつ診断されたのか
治療の内容と治療期間
再発・転移について
保険に加入できるのかの判断ポイントとして
がんが消滅してから5年以上経過し、その後再発や転移がないことがポイントになり各保険会社で審査基準は異なりますが保険に加入できる可能性もあります。
「引受基準緩和型保険」・「無選択型保険」は最後の選択肢
年齢、職業、持病などによって通常の保険に加入できない場合があります。そういった人の為に審査基準を下げた引受基準緩和型保険と審査の必要のない「無選択型保険」言われるものがあります。
審査基準が緩いため引受基準緩和型保険の健康告知も
過去3ヵ月以内に入院、手術、検査をすすめられていないか? 入院中でないか?
過去1年以内に入院、手術を受けたことがないか?
過去5年以内にがんで入院または手術したことがないか?
などシンプルな内容になっており、告知書類も必要なく質問に回答するだけで加入できるので他の保険に断られた人にとってはありがたいですよね。
ただし、保険に加入しやすい分、保険料が高くなってしまいます。通常の保険料に比べて引受基準緩和型保険の場合には約1.5倍以上となり、無選択型保険の場合には約2倍以上高くなってしまいます。
どうしても保険に加入したい場合にはこれらの保険は有効に働くと思いますが、今現在も公的保険に加入していることを考えると保険料の高い保険に加入する必要はないように感じます。最後の手段として検討しておきましょう。
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